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専門学生が押さえておきたい奨学金の選び方

「奨学金」というと、大学に進学する人だけが対象のものだと思われがちですが、専門学校に進学する人も奨学金を受けることができます。近ごろの専門学校は、カリキュラムや施設が充実していて、大学並みに学費がかかるところも珍しくありません。そういった場合は、奨学金を上手に活用して、費用面での負担を減らすというのも1つの方法でしょう。そこで今回は、専門学校の奨学金の選び方について詳しく解説していきます。

奨学金と教育ローンの違い

「奨学金」とは、家庭の経済的な事情によって進学が難しい生徒を対象に、独立行政法人日本学生支援機構と呼ばれる国の機関や、都道府県、専門学校、大学などさまざまな機関が実施している経済的支援制度のことです。
これに対し「教育ローン」というのは、日本政策金融公庫をはじめ、銀行や信販会社などさまざまな機関が取り扱っている、用途を教育関係だけに限定したローンのことを言います。
では、奨学金と教育ローンにはどのような違いがあるのでしょうか。以下のポイントごとにその違いを見比べてみましょう。

借り入れの申込者と返済義務

奨学金の場合は学生本人が借り入れをし、返済の義務も学生本人が負うのに対して、教育ローンは借り入れを行うのも、返済義務を負うのも保護者になります。

利用の条件

どちらも収入に関する条件が設けられていますが、奨学金の場合はさらに成績に関する条件を定めている機関もあります。

返済開始時期と利息

教育ローンは、基本的に借入日の翌月もしくは翌々月の決められた日から返済がはじまり、利息も在学中から発生するケースが多く見られます。一方、奨学金の場合は一般的に、卒業後から返済がスタートし、それまで利息は発生しません。

申込時期

教育ローンが1年中申し込み可能なのに対し、奨学金の場合は毎年決まった時期(一般的には春)にしか申し込みを行う場合が多いです。

奨学金を選ぶのにベストな時期

奨学金の申し込み方法は、在籍している高校を通して進学前に申し込む「予約採用」と、専門学校に進学してから申し込みをする「在学採用」の2種類があります。予約採用の一般的な申し込み時期は高校3年生の春(4~6月頃)と、秋(9~10月頃)なのに対し、在学採用の場合は進学後の春であれば1年生のタイミングでも2年生のタイミングでも申し込みが可能です。
また、奨学金の支払が開始される時期は、いずれの場合も入学後の5月以降が一般的になっています。入学金や前期授業料などの入学手続きに必要な費用は、奨学金で支払うことはできないので注意が必要です。

「貸与タイプ」と「給付タイプ」に分けられる奨学金

奨学金には、卒業後に返済が必要な「貸与タイプ」と、返済不要の「給付タイプ」があります。給付タイプは、専門学校や大学が独自に実施しているところがほとんどで、授業料相当額またはその一部が支払われるのが一般的です。
貸与タイプは、卒業後に返済しなければいけない奨学金で、利息が付くタイプと付かないタイプに分かれます。奨学金の支払が対象となる学生は、成績が優秀であることが求められます。
返済が不要というわけですから、当然申し込みの条件は厳しく、入学試験の成績や学校での成績が優秀なだけでなく、人物評価も優れている者を対象としているところが多いようです。
もし経済的な理由で「専門学校への進学は難しいかも……」と悩んでいるのなら、まずは上記を参考にして自分に合った奨学金制度を探してみましょう。

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